『シャッター アイランド』超日本語吹替版 特別試写会プレゼント


特別試写会を15組30名様にプレゼント!!


全ての”謎”が解けるまでこの島を出る事はできない。


pmg_img20100309_1.jpgpmg_img20100309_2.jpgpmg_img20100309_3.jpg映画『シャッター アイランド』超日本語吹替版 特別試写会
ご招待/15組30名様
日時/3月26日(金)
開場/18:00 開映/18:30
会場/中野サンプラザ

◇アクセス:
JR中央線・総武線/東京メトロ東西線「中野」駅 北口より徒歩1分

◇超日本語吹替版とは:
これまでの「日本語吹替版」における日本語の不自然さを一切なくし、
より映画に集中できるようなフィット感を目指した、映画史上初の試みです。
自然な会話の中で、映画に散りばめられた謎解きに集中してください!
>>詳しくはこちら

【プレゼント応募先】
名前・住所・性別・年齢をお書きの上、下記メールにてご応募ください。
応募先:mail@p-movie.com
応募締切:2009年3月20日(土)消印有効
※当選者の発表はプレゼントの発送をもってかえさせていただきます。

<イントロダクション>

あなたはどこで真相を見破れるか!?
最後の謎が解けた時、本当の驚きが待っている!

精神を患った犯罪者だけを収容する絶海の孤島、”シャッター アイランド”。島内の鍵のかかった病室から、1人の女性患者が煙のごとく消えた。部屋に残されていたのは、「4の法則」と題された謎のメッセージ。一体それは何を意味しているのか!?

本作『シャッター アイランド』は、アカデミー賞?2部門に輝く『ミスティック・リバー』の原作者デニス・ルヘインによる超絶ミステリー小説の映画化。原作の単行本が出版されたとき、最終章が袋とじになっていることでも注目を集めた話題作だ。

舞台は、”閉ざされた島”の呼び名のとおり四方を海に囲まれた孤島。外界から完全に隔絶されたこの島で、女性患者の失踪という神隠しのような事件が起こる。
だが、不可解な出来事はそれだけではなかった。消えた患者が残したメッセージ。突然休暇を取って島を去った医師。厳重に警備された廃虚の灯台……。次から次へと謎が浮かび、その謎は解けば解くほど深まっていくのだ。果たしてあなたは、すべての謎を解き明かし、驚愕の真相を見破ること
ができるだろうか!?

pmg_img20100309_4.jpg
<ストーリー>

精神を病んだ犯罪者だけを収容する島から、一人の女が消えた―

四方を海に囲まれ精神を病んだ犯罪者を収容する島「シャッター アイランド」。隔絶されたこの島の鍵のかかった病室から誰にもみられずに、一人の女性患者が 消えた。
連邦保安官のテディは、自ら志願し相棒のチャックとともに、その閉ざされた島へと足を踏み入れる。しかし、彼には島にむかうもうひとつの重要な目的があった。妻を殺した放火魔レディスが、この島の病院に収容されていることを知り、彼を捜し出そうと考えていたのだ。

しかし、その島で待ち受けるのは、不可解な対応をする病院の職員と、厳しく立ち入りを制限された謎の施設だった。何かを隠そうとする職員たちに捜査を阻まれ、放火魔はおろか消えた女性患者の手がかりさえつかめない。この島は何かがおかしい……。
島に点在する暗号、申し合わせたかのように同じ証言を繰り返す職員たち、そして女性患者と時を同じくして消えたドクター・シーハン、極秘裏に行われていると
いう人体実験。暗号を頼りに真実へと近づくテディ。しかし、知れば知るほど謎が深まり、解けば解くほど疑惑が溢れた。自ら志願して来たはずだったが、実は誰かに呼び寄せられたのかもしれない。

足を踏み入れた瞬間から、すでに彼らの計画ははじまっていた。そして、想像を絶する事実が、彼を襲うのだった―。

pmg_img20100309_5.jpg<キャスト・スタッフ>
CAST:
レオナルド・ディカプリオ|テディ・ダニエルズ
マーク・ラファロ|チャック・オール
ベン・キングズレー|ジョン・コーリー医師
ミシェル・ウィリアムズ|ドロレス・シャナル
パトリシア・クラークソン|真実を知る謎の女性
マックス・フォン・シドー|ジェレマイアー・ネーリング医師
エミリー・モーティマー|レイチェル・ソランド
ジャッキー・アール・ヘイリー|ジョージ・ノイス
イライアス・コティーズ|アンドルー・レディス

STAFF:
監督|マーティン・スコセッシ
脚本|レータ・カログリディス
原作|デニス・ルヘイン「シャッター・アイランド」(ハヤカワ文庫刊)

4月9日(金)謎解きに参加せよ
配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン
2010年/アメリカ映画/原題:SHUTTER ISLAND/138分/全米公開2月19日/PG-12
(C) 2010 by PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.

『シャッター アイランド』4月9日(金)TOHOシネマズ スカラ座他全国超拡大ロードショー公式サイト:http://www.s-island.jp/
.

タグ:
カテゴリー: プレゼント | 試写会プレゼント

2010年3月9日 by p-movie.com

パレード

『今度は愛妻家』と『パレード』。同時期に2つの作品を解き放つ行定勲監督は、自身のキャリアのなかでずっと”物語の生じる場所”にこだわり続けてきた人でもある。

parade01.jpg

(C)2010映画『パレード』製作委員会

たとえば、『遠くの空へ消えた』では主人公が自分のなかの思い出を誰かに語り聞かせるシーンからドラマが始まる。『クローズド・ノート』は置き忘れてあった日記を手に取ることで追想が始まる。また『世界の中心で、愛をさけぶ』では恋人の知られざる過去を紐解いていくスタイルが取られる。主人公が開いた窓の向こうで更なる物語が広がっていくわけである。

そのいずれにおいても行定勲は”語りたいとする衝動”"知りたいとする衝動”を大事に掬い取り、窓の向こう側とこちら側に擁立された主人公を巧みに向き合わせていく。つまり『ネバーエンディング・ストーリー』のバスチャンとアトレーユの関係なんですね。しかもその立ち位置が観客とも接続されていくという、三すくみ、ならぬ3者の共存関係。

その点、今回は行定流のこだわりも更にハードル高めに設定されてある。吉田修一の原作小説を監督みずから脚色した本作は、東京のマンションでルームシェアしながら暮らす5人の男女の群像劇だ。藤原竜也、香里奈、貫地谷しほり、林遣都、小出恵介といった役者陣がそれぞれに巧妙な光を放ち、それが交わって幾色にも勾配の可能性を広げていく。

学校の先輩後輩だとか、親友、同業者なわけでもない。彼らは単に、”程よい距離感で接せられる関係性”を求めている。互いを知ってるようで、深くは知らない。または、嫌になったら自由に退出することだってできる。あるキャラクターはこれを「チャットや掲示板みたい」と表現する。

parade02.jpgカメラはこの不可思議な個人・集団ライフの侵入者となる。順を追って5人の主観に肉薄し、彼らの日常のなかのダークな部分までをも赤裸々に解き明かす。5人はたとえ同じものを見つめていても、その内面で全く別の風景、それぞれの物語を持っている。共同生活とはその物語を見つめあうこと。そして究極的にそれらを集約し、客観性を掘り起こしていく作業は観客のみに許された特権である。これこそ群像劇の醍醐味といえば醍醐味―。

つまり映画のタイトルでもある『パレード』とは、作りモノの馬車に乗ってグルグル人生を旋回しつづける5人の若者たちと、その中心部分で彼らの姿をじっと俯瞰し続ける僕ら観客との、互いの共存・共犯関係を言うのではないか。

ゆえに今回の行定印「物語の生じる場所」とは、ひとつに共同生活における個々の目線。さらに各々の主観を蓄積し”客観”が生成されていく僕らの脳内でさえある。そしてもうひとつの可能性として、ラストシーンに象徴される”とある関係性”が浮上するのだが・・・いろいろと深読みできるこのラスト、言及するとネタばれになるのでやめておこう。

映画のなかで誰かが「ユニバース」ではなく、「マルチバース」と口にする。「世界はひとつではない。存在する人の数だけ世界は存在する」との考え方らしい。「私とあなたとは違うんですよ」と記者会見で言い放ったどこかの国の首相も、このマルチバースのことを言いたかったのかも。

行定監督が原作とは異なる落とし所を付与した『パレード』。ここにもきっと観た人の数だけ解釈の世界が広がることだろう。

parade03.jpg
パレード

歪みはじめる、僕らの日常

公式サイトアドレス
http://www.parade-movie.com/main.html
2月20日(土)渋谷シネクイント、新宿バルト9ほか全国ロードショー
(C)2010映画『パレード』製作委員会

【映画ライター】牛津厚信

.

カテゴリー: 日本 | 映画レビュー

2010年2月18日 by p-movie.com

『SとM 劇場版』劇場鑑賞券プレゼント

公開を記念して、
劇場鑑賞券を3組6名様にプレゼント!!

※試写会ではございませんのであらかじめご了承ください。

sm01.jpg【プレゼント応募先】
名前・住所・性別・年齢をお書きの上、下記メールにてご応募ください。
応募先:mail@p-movie.com
応募締切:2009年3月7日(日)消印有効
※当選者の発表は鑑賞券発送をもってかえさせていただきます。

<イントロダクション>
発行部数約100万部の大ヒット漫画がついに映画化!!真面目で実直な会社員が3人の美しい女達に翻弄され、人生を狂わされていく・・・。劇場公開作品が初めてという仰木豊監督が、実写ならではのエロティックさやリアルな恐怖感を極めて官能的に作り上げました。
主役には、今作で初ベッドシーンに挑んだ川村りかがまさに体を張って演じきり、また蒼井そら、西本はるかとベテランが脇を固めています。

sm02.jpg<ストーリー>
石橋を叩いて渡るように、どんな時も細心の注意を払いトラブルを避け真面目に生きてきたサラリーマン戸田誠(小田井涼平)は妻(西本はるか)と可愛い娘の3人で平凡ながらも幸福な家庭を築いていた。
だがある日、戸田の勤める会社に新入社員として沙耶(川村りか)が配属されてきた。
どうゆうわけか沙耶は様々な手を使い戸田に迫まり、次第に二人は関係を持つようになる。
二人だけの秘密で終わるかの様にみえたこの情事は、次第にエスカレートし戸田の家庭を崩壊へと向かわせ、さらには信頼していた部下の坪井(蒼井そら)からも関係を迫られるようになる。
女たちに激しい欲求に戸田の人生は狂わされていくが、しかし、そこには驚愕の事実が待っていた・・・。

<キャスト・スタッフ>
川村りか
小田井涼平
西本はるか
蒼井そら

監督:仰木 豊
原作:村生ミオ(日本文芸社 週刊漫画ゴラク刊)
脚本:清水 匡  おおぎゆたか
製作:GPミュージアムソフト

『SとM 劇場版』
3月13日(土)より池袋シネマ・ロサにて衝撃の1週間限定レイトショー!

公式HP:http://www.S-M.jp
配給・宣伝:ユナイテッドエンタテインメント
©2009 村生ミオ/GPミュージアムソフト

.

カテゴリー: プレゼント | 試写会プレゼント

2010年2月17日 by p-movie.com

『ザ・ボディガード』劇場鑑賞券プレゼント

公開を記念して、
劇場鑑賞券を3組6名様にプレゼント!!

※試写会ではございませんのであらかじめご了承ください。

body01.jpg

【プレゼント応募先】
名前・住所・性別・年齢をお書きの上、下記メールにてご応募ください。
応募先:mail@p-movie.com
応募締切:2010年2月28日(日)消印有効
※当選者の発表は鑑賞券発送をもってかえさせていただきます。

<イントロダクション>
自分の命を危険にさらしてもVIPを守り抜くことを使命とするボディーガード。そんなハードな人生の中に、一片の美しいドラマが生まれた・・・。忘れられない過去を背負いながらも、必死で一人の女性を守るベテランボディーガード黒沢役に、出演作180作を超え今なお第一線で日本映画の名プレイヤーとして活躍をする松方弘樹が熱演。一方、ヒロイン役のわがままで自由奔放な画家AYAを演じるのは、平成の歌姫・島谷ひとみ。お互いに大きな心の傷を持った男女が、守り、守られることで本当の愛に気付くまでを描いた、不朽のラブストーリーが誕生した!

body03.jpg

<ストーリー>
人を守るために人を殺めてしまったSP黒沢(松方弘樹)。その事がきっかけで公のSPを辞めたが個人的なボディガードの仕事を続けていた。だが、愛娘を亡くし、1人静かに過ごそうと決めていたある日、1つの依頼が黒沢のもとに舞い込んで来る。それは政財界に通じる美術界の重鎮・大道(曽根晴美)からの依頼で、黒沢は渋々引き受けることになる。ボディガードする相手は、若くして世界から注目を浴びる新進気鋭のアーティストであるAYA(島谷ひとみ)。黒沢は AYAを守ろうとするが、彼女は度重なる脅迫も単なる嫌がらせだと全く気にかけず、逆に黒沢は邪魔者扱いされる始末。しかしAYAの注目が高まるにつれ脅迫は増えていき、命の危険を感じるまでにエスカレートしていく。精神的に追い込まれていくAYAは、次第に黒沢に心を開くようになり二人の間には信頼関係が生まれていく。そして黒沢に守られることで、平穏な日々を取り戻せるかのように思えたのだが・・・。

body02.jpg

<キャスト・スタッフ>
監督:金澤克次
脚本:江面貴亮
出演:松方弘樹、島谷ひとみ、来栖あつこ
製作:GPミュージアムソフト

<豪華年の差カップルが魅せた、絶対の愛ー>
2010年3月6日(土)より、渋谷シアターTSUTAYAにて
1週間限定の弾丸レイトショー!!

公式サイト:http://www.thebodyguard.jp/
配給・宣伝:ユナイテッドエンタテインメント
©2009 GPミュージアムソフト

.

カテゴリー: プレゼント | 試写会プレゼント

2010年2月17日 by p-movie.com

おとうと

学生のころは、山田洋次の映画なんて中高年が観るものだと思っていた。が、自分も30代に入ると、その魅力にどんどんはまりこんでいった。これはひとえに僕がオッサン化の一途を辿っているせいだろうか。

otouto1.jpg人間たるもの、歳をとればとるほど幾つもの痛みを経験し、いつまでもあると思い込んでいたものが実はそうではなかったことに、ある日突然気付かされる。大切なものが永遠ではないと知る。

だからこそ中高年層の観客は山田作品に尊さを見出すのではないか。フレームのなかで永遠に持続しそうな時
間の流れに身をゆだね、そっと心を置いてきてしまう。そしてその世界すら本当は永遠ではないと知っているからこそ、観客の体内で映画は”束の間の永遠”として、なおいっそう輝きを増す。

そんな流れの中で『おとうと』は、前後半で2種類の体内時計を有しているかのような作品だった。

鶴瓶と吉永小百合の関係性は前作『母べえ』のスピンオフといっても過言ではない。きっと山田洋次は映画が自分の手から離れた後も、「吉野の山で野たれ死んだ伯父さん」(『母べえ』での鶴瓶の役どころ)のことが気になってしょうがなかったのだろう。あるいは鶴瓶に今後の山田作品の”舵取り役”としての可能性を見出したのかもしれない。監督のそうした被写体への愛情がギュッと凝縮したものこそ”弟・鉄郎”というキャラクターである。

とりわけ前半で描かれる結婚披露宴のドタバタは、山田洋次流の「台風襲来」である。和やかな祝祭的雰囲気は常にハプニングを有するもの。ウワサはすれども実際に現れるなんて誰ひとり思いもしない男の到来。あいつだ、あいつがやってくる。その瞬間、映画版『男はつらいよ』第1作目の妹さくらの結婚式を彷彿とさせる、涙と笑いの暴風雨が巻き起こるのだ。

またその破天荒な弟の投げたボールをすべて正面から受けとめようとする吉永小百合のキャッチャーミットが素晴らしい。本作が献辞を捧げる市川崑の『おとうと』(1960)の岸恵子とはまた違う芯の強さが、この映画の基底を支えている。もしも寅さんに妹ではなく姉の存在があったなら、彼はこの鶴瓶みたいになっていたのだろうか。

かと思うと、後半はやや色調が変わる。今度は現代社会を”知られざる視点”から見つめた、言うなれば『学校』シリーズのような側面を垣間見せる。そのサイドストーリーとなる蒼井優と加瀬亮の恋愛模様も、これまた往年の山田作品を想わせる瑞々しさと初々しさ。

かくも『おとうと』は、山田洋次が久々に取り組む現代劇として、いくつもの自作の映像を脳裏によぎらせたかのようだ。それに呼応し観客も、それがさも自分の体内で培われた記憶であるかのように、様々な山田作品の思い出を重ね合わせ、それぞれの”束の間の永遠”に浸ることだろう。

なお本作はベルリン国際映画祭のクロージング作品としての招待が決定している。その英語タイトルは”About Her Brother”。そっと姉の存在を匂わせるあたりが、粋である。

おとうと

家族という厄介な、でも切っても切れない絆の物語

http://www.ototo-movie.jp/
1月30日ロードショー

(C)2010「おとうと」製作委員会

【映画ライター】牛津厚信

.

タグ:
カテゴリー: 日本 | 映画レビュー

2010年2月12日 by p-movie.com