その男、多襄丸。
絶対、女を捨てない。己を曲げない。そして、どこまでも自由。
映画『TAJOMARU』特別試写会
日時: 9月4日(金)
開場: 18:00 開映: 18:30
会場: 東京厚生年金会館
ご招待:10組20名様
【プレゼント応募先】
名前・住所・性別・年齢をお書きの上、下記メールにてご応募ください。
応募先:mail@p-movie.com
応募締切:2009年8月28日(金)
※当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。
その男、多襄丸。
絶対、女を捨てない。己を曲げない。そして、どこまでも自由。
映画『TAJOMARU』特別試写会
日時: 9月4日(金)
開場: 18:00 開映: 18:30
会場: 東京厚生年金会館
ご招待:10組20名様
【プレゼント応募先】
名前・住所・性別・年齢をお書きの上、下記メールにてご応募ください。
応募先:mail@p-movie.com
応募締切:2009年8月28日(金)
※当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。
この戦い、かなり刺激的。
40年以上に渡って全米で人気を誇るフィギュアシリーズをベースにしたアクション大作。
監督は「ハムナプトラ」シリーズのスティーブン・ソマーズ。
秘密兵器満載で、爽快感溢れるスピーディーなアクションが見どころ。
NATO軍の精鋭部隊を率いるデューク(チャニング・テイタム)とリップコード(マーロン・ウェイアンズ)は、新兵器ナノマイト運搬中に謎の組織”コブラ”の襲撃を受ける。
秘密部隊”G.I.ジョー”の援軍により、ナノマイト強奪は阻止したものの、部隊は全滅。
指揮官ホーク(デニス・クエイド)は、生き残ったデュークとリップコードを”G.I.ジョー”のメンバーに迎える。
彼らの前に立ち塞がるのは”コブラ”の強敵ストームシャドー(イ・ビョンホン)とバロネス(シエナ・ミラー)。だが、バロネスはかつてデュークの恋人だった…。
スパイダーマンやバットマンなど、アメコミヒーローにもメッセージ性が求められ、ジェームズ・ボンドがシリアスな方向へ舵を切る昨今。
時流に逆らうように、頭を空っぽにして楽しめる直球のアクションエンターテイメントが登場した。
息つく間もなく畳み掛ける秘密兵器とアクションのつるべ打ちがとにかく圧巻。
スーパーパワーを発揮する加速スーツに、ミサイル飛び交うカーアクション、地底を進むドリル戦車などが続々登場。
敵味方入り乱れての新兵器争奪戦に悪の秘密基地という設定も元々、アクション映画の得意分野。
だが近年はこういう荒唐無稽さが影を潜め、ハイテクビルやコンピュータネットワークの悪用といった、
より現実的な設定が好まれてきた。
それは映画にリアリティをもたらす反面、自由なイマジネーションを阻害し、アクション映画なのにどこか重苦しいというジレンマを生んでいたのも事実。
だが、基本に立ち返った本作は、この重苦しさから解放。
かつてのジェームズ・ボンドを彷彿とさせる爽快な映画に仕上がった。
さらに、多彩な顔ぶれの出演者にも注目。
アジアの大スター、イ・ビョンホンが本作でハリウッド・デビュー。
派手なチャンバラアクションに加え、ファンサービスとして、肉体美もしっかり披露してくれる。
さらに、ジョニー・デップ主演作「パブリック・エネミーズ」(12月日本公開予定)にも出演のチャニング・テイタム、「スター・トレック」のレイチェル・ニコルズなど注目の若手に加え、「バンテージ・ポイント」のベテラン俳優デニス・クエイドまで幅広くキャスティング。
覆面の戦士スネークアイズに扮するのは、「スターウォーズ エピソードⅠ」で悪役ダース・モールを演じたレイ・パーク。
美男美女から渋いオヤジまで、よりどりみどりで楽しめる。
キャラクターの個性が薄いのがやや惜しいところだが、敵味方の因縁話を盛り込むなど、人物を描こうという意欲の一端は伺える。
この点についてはシリーズ化もありえるだけに、次回以降に期待したいところだ。
と、理屈っぽい話はさておき。
ひとまずは頭を空っぽにして、最新VFXの生み出す爽快なアクションを心ゆくまで楽しんでほしい。
『G.I.ジョー』
8月7日(金)日米同時公開
公式サイト:http://www.gi-j.jp/
(C) 2009 by Paramount Pictures. All Rights Reserved.
【映画ライター】イノウエケンイチ
新たなるトランスフォーム<変身>は”リベンジ”から始まる!
製作総指揮スティーブン・スピルバーグ×監督マイケル・ベイの二大ヒットメーカーがタッグを組んだロボットアクションシリーズ第二弾。
全米では既に3億ドルを越える爆発的大ヒットを記録した話題作。
サム・ウィトウィッキー(シャイア・ラブーフ)が、正義のトランスフォーマー”オートボット”とともに、悪の”ディセプティコン”を倒してから二年。
恋人ミカエラ(ミーガン・フォックス)と離れて大学に進学した彼は、突然謎の幻覚に襲われる。
一方、宇宙からは新たな敵”ザ・フォールン”に率いられたディセプティコンが再び襲来。
海に眠る総帥メガトロンの復活を狙うディセプティコンとオプティマス・プライム率いるオートボット、そしてサムたちの新たな戦いが始まる。
変形ロボットが活躍するこのシリーズを、「アルマゲドン」のマイケル・ベイが手掛けるのは妥当としても、奥行きのあるドラマを得意とするスピルバーグらしくないのでは…。
当初、そんな違和感を持っていた。
だが、考えてみるとこんなにスピルバーグらしさ満載の作品はない。
まず、地球人である主人公サムと、宇宙から来た機械生命体”トランスフォーマー”の出会いは、「未知との遭遇」や「E.T.」など、スピルバーグの代表作にも通じる”異星人とのコンタクト”。
(”ロボット”と呼んでいるが、トランスフォーマーは生命体。)
悪のトランスフォーマー”ディセプティコン”の存在は、デビュー作「激突!」以来、「ジュラシック・パーク」、「マイノリティ・レポート」やプロデュース作品「イーグル・アイ」まで連綿と描かれてきた”暴走するテクノロジー”の物語に通じる。
さらに、オートボット対ディセプティコンの”戦争”という構図も「プライベート・ライアン」で戦争映画の歴史を塗り替え、「宇宙戦争」で異星人と人類の戦争を描いたスピルバーグらしい。
そう考えると、本シリーズは”スピルバーグ好みの素材を、マイケル・ベイが料理した作品”と言える。
第二弾となる本作もその点を受け継いではいるものの、前作にあった”トランスフォーム(=変形)”に重ねたサムの成長物語などの人間ドラマは薄め。
その代わり、よりエンターテイメント性を追求し、登場するトランスフォーマーは前作の13体から40体以上へと大幅増。
物語の舞台も中東&米国内限定の前作から、世界中へと拡大した。
ドラマを重視するスピルバーグ色の強い前作と、派手さが売りのマイケル・ベイタッチの「リベンジ」と表現してもいいかもしれない。
エンターテイメントを優先したことで、物語が犠牲になった感はあるものの、前作を上回る迫力が見るものを圧倒。
それが功を奏してか、前作を凌ぐ勢いの大ヒットとなった。
少し気が早いが、このままいけば第三弾の可能性も十分。
その際にはぜひスピルバーグ自身の監督で、
より彼らしい作品を見てみたいと思うのは私だけではないだろう。
『トランスフォーマー/リベンジ』
6月20日(土)全国超拡大ロードショー
公式サイト:http://www.tf-revenge.jp/
Copyright © 2008 by Paramount Pictures. All rights reserved.
【映画ライター】イノウエケンイチ
わずか1ページで 終わった恋が、 永遠の長編になる
まだ高校生の頃、大人の男性に恋をしたことがある。誰もが10代に一度は経験のある年上への憧れからかもしれない。
大ベストセラーになったドイツのベルンハルト・シュリンク作「朗読者」の始まりはまさに少年から青年へと変わる時期の大人の女性への恋を描いた作品である。
ただ、その時代背景、恋に落ちた相手との重大な秘密を守るべく生きた二人の静かな愛は運命としか思えないほど衝撃的なストーリーに仕上がっている。
1958 年、まだ傷が深い大戦後のドイツ。戦争が終わっても人々の心が癒えるには早すぎる時、15歳のマイケルは年上の女性ハンナと出会い、激しい恋におちる。
15歳という若さゆえの夢中になる恋をしているマイケルは常にハンナを想い続ける。
ただ部屋で会い身体を求め合うだけの恋愛と共にマイケルはハンナへ本の朗読をするようになる。
その声を静かにうっとりと聴いているハンナには心地よい時間が過ぎているかのよう。だがひと夏の恋は突如としてハンナが姿を消したことで終わりを告げてしまう。
そして8年後、法学生になったマイケルが傍聴した裁判で見たのは、戦時中の罪に問われる被告人としてのハンナだった。
いわゆる戦犯という重い罪を彼女は不当な証言を受け入れ、無期懲役として刑を受け入れるのだ。
8年前に愛したハンナの忌まわしい過去を知ると同時に、自分だけが知る彼女の”秘密”に何も手出しは出来ないマイケルの苦しみは続く。
ハンナが誰にも知られたくなかった秘密をマイケルは20年間、口を閉ざしながらも消えない愛を想い続けている。
その想いを大人になったマイケル(レイフ・ファインズ)が新たなる行動を起こすことで二人の中で守られてきた愛が温かくも切ない。
本作で36歳から30年間を一人で演じきったケイト・ウィンスレットのアカデミー賞最優秀主演女優賞受賞に誰もがうなずくだろう。
ケイト・ウィンスレットという女優は常に演じる役と本気で向き合い自分のモノにする気迫が観客をとりこにしてしまうから素晴らしいとしか言いようがないのだ。
女性の私が言うと真実味が増すだろうが、ホントの女性の30代、40代の心と身体はケイト・ウィンスレットの役作り以上にリアルさが感動を深くしているに違いない。
『愛を読むひと』
6月19日(金) TOHOシネマズ スカラ座ほかにて全国ロードショー
公式サイト:http://www.aiyomu.com/
(C)2008 TWCGF Film Services II, LLC. All rights reserved.
【映画ライター】佐藤まゆみ
『トランスフォーマー』の製作陣と『ハムナプトラ』の監督が新たに挑む
ハイパー・アクション超大作!
「G.I.ジョー」ジャパン・プレミア試写会プレゼント
■ 日時:7月27日(月)19:20開演(予定)
■ 場所:ユナイテッド・シネマ豊洲(三井ショッピングパーク アーバンドッグ ららぽーと豊洲3F)
■ 来日ゲスト(予定):スティーブン・ソマーズ監督、チャニング・テイタム、シエナ・ミラー、イ・ビョンホン、マーロン・ウェイアンズ、レイチェル・ニコルズ
※ゲストは変更になる場合が御座いますので、あらかじめご了承下さい。
■5組10名様ご招待
【プレゼント応募先】
名前・住所・性別・年齢をお書きの上、下記メールにてご応募ください。
応募先:mail@p-movie.com
応募締切:2009年7月21日(火)消印有効
※当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。
【ストーリー】
ガン細胞治療のために開発された化学物質”ナノマイト”。
武器商人デストロは悪の組織コブラと手を組んでナノマイトを奪い取り、人類にとって最悪のウィルス兵器へと作り変えてしまう。
最強の兵器を手にしたコブラは、パリをはじめ次々と世界各地を襲撃する。コブラの脅威が各地を襲うなか、アメリカ政府が、送り込んだ切り札は…。
それは世界中から集められた世界最強の機密チームG.I.ジョー。
ハイパースーツを身につけ、数々のガジェットを駆使するエキスパート集団だ。エジプト、パリ、東京と世界を舞台に、かつてない壮絶な戦いがはじまった!
【スタッフ・キャスト】
監督:スティーブン・ソマーズ
製作:ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ、ライアン・ゴールドナー、ボブ・ダクセイ
脚本:スチュアート・ビーティ、デヴィッド・エリオット、ポール・ラヴェット
キャスト:チャニング・テイタム、シエナ・ミラー、イ・ビョンホン、レイチェル・ニコルズ、マーロン・ウェイアンズ、デニス・クエイド、レイ・パーク
『G.I.ジョー』
8月7日(金)丸の内ルーブル他全国ロードショー
公式サイト:http://www.GI-J.jp
配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン
(C)2009 by Paramount Pictures. All Rights Reserved.