『コレラの時代の愛』試写会プレゼント

愛は、どこまで愛でいられるのか―― 
080624_present.jpgあなたは”究極”の純愛を目撃する。

ガルシア=マルケスの傑作完全映画化!
今あやしく光り輝くハビエル・バルデムが壮大なる愛の限界に挑戦する―

コロンビアが誇る稀代の語り手、ノーベル文学賞作家ガルシア=マルケス(1928~)。彼の代表作「百年の孤独」と肩を並べ、 “世界傑作文学100選”に選ばれた名作「コレラの時代の愛」が、満を持してスクリーンに登場する。
19世紀後半から20世紀にかけ、激化する内戦とコレラの蔓延に揺れるコロンビアを舞台に、半世紀にわたり「待つ」ことで想いを貫いた男の、愛と人生を描く壮大なる物語。
初恋の女性へ誓ったゆるぎない貞節と報われぬ愛を胸に、多くの女性からの求愛を受けながらも、絶望と希望の狭間で彷徨い続ける男フロレンティーノを、アカデミ-賞R助演男優賞受賞(『ノーカントリー』)で今、最も注目のハビエル・バルデムが怪演!
この夏、スリリングで官能的かつ複雑な人生旅路の果ての、愛の確信に迫る―。

【試写会日時<一般試写>】
日時:7月25日(金)18:00開場/18:30開映
会場:九段会館
アクセス:http://www.kudankaikan.or.jp/access/
ご招待人数:10組20名様

【試写会応募先】
名前・住所・性別・年齢をお書きの上、下記メールにてご応募ください。
応募先:応募締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。
応募締切:2008年7月18日(金)消印有効
※当選者の発表は試写チケット発送をもってかえさせていただきます。

【ストーリー】
51年9ヶ月と4日、男は待ち続けた。
事故で夫を亡くし、傷心で葬儀にのぞむフェルミナ(72歳)のもとに現れた男は、彼女の眼を見て静かに告げた。

「この日をずっと待っていた。ずっと、愛していた―。」

1897年、コロンビア・カルタヘナ。郵便局員フロレンティーノ(ハビエル・バルデム)は、配達先の令嬢フェルミナ(ジョヴァンナ・メッツォジョルノ)と恋に落ちるが、身分の違いから離れ離れに引き裂かれてしまう。
数年後、医師フベニル(ベンジャミン・ブラット)と結婚したフェルミナに意気消沈するフロレンティーノは、いつか自分に求婚する権利が与えられるその日まで、何年でも彼女を待ち続けると心に誓った。

時は流れて、51年9ヶ月と4日目。彼女を傍らで密かに見守りながら、老い、もはや金も地位も手に入れたフロレンティーノの元に、彼女の夫フベニルの死の知らせが届く・・・。

【公式サイト】
http://kore-ai.gyao.jp/
今夏、シャンテ シネ、Bunkamura ル・シネマほか全国順次ロードショー

■出演:ハビエル・バルデム『海を飛ぶ夢』『ノーカントリー』 ジョヴァンナ・メッツォジョルノ ベンジャミン・ブラット
■監督:マイク・ニューウェル『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』
■脚本:ロナルド・ハーウッド『戦場のピアニスト』
■作曲:アントニオ・ピント『シティ・オブ・ゴッド』
■原作:「コレラの時代の愛」(新潮社刊)
■提供:ティー ワイ リミテッド
■配給:ギャガ・コミュニケーションズ(GAGA=USENロゴ)
■原題:Love in the Time of Cholera/2007年/アメリカ/カラー/シネマスコープ/ドルビーSR・ドルビーデジタル・SDDS/137分 <PG-12>
(c)Copyright 2007 Cholera Love Productions, LLC ALL RIGHTS RESERVED.

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2008年6月24日 by p-movie.com

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国

『最後の聖戦』から19年。
080623_indy.jpgすっかり還暦越えしたジョーンズ博士が帰ってきた!
ご無沙汰ぶりのブランクも何のその、あのテーマ曲さえ鳴り響けば気分はすぐに冒険モードへ突入。
まるで同窓会のようなミステリー・ツアーが、いま幕を開ける!

時は1950年代。米ソ対立の激化するさなか、全知全能への鍵が隠された秘宝”クリスタル・スカル”をめぐって、平均年齢60歳強の”チーム・インディ”とケイト・ブランシェット率いるソ連特殊部隊が猛チェイスを繰り広げる。

なにやら見覚えのある米軍基地でスタートする本作は、時代設定もきっちり3作目から19年後。
本作はその記憶の隔たりを、圧倒的な情報量のパロディ、オマージュ、デディケイトで颯爽と埋めていく。

もちろんシリーズ3部作からの引用は盛りだくさん。
それどころか『激突!』『アメリカン・グラフィティ』『未知との遭遇』『●●』…という、ルーカス&スピルバーグの初期代表作の記憶さえもがここには無尽蔵に散りばめられているのだ。

ちなみに注目のハリソン・フォードのアクションは、ボディ・ダブル(スタント)と編集技術(素早いカットの切り替えし)、さらにはルーカス印の特殊工房が一丸となって、年齢を感じさせないヒーロー像を完全にバックアップ。

でも改めて思うのだが、このシリーズって、アクションよりもやっぱり俳優のリアクションにこそ命が宿っている。

インディが新たな冒険と出くわし目をデッカク見開くような表情。
あれが健在な限り、彼は絶対に死なない。
70才になっても80才になっても、インディ・ジョーンズは今と同じくフェドーラ帽をかぶり、そして鞭を振るっていることだろう。

実のところ『クリスタル・スカルの王国』が今の若い子たちにとって訴求力を持つかどうか不安でもある。
最近のアクション映画のほうがよっぽどアイディア満載だし、アドレナリンだって湧き上がらせてくれる。

しかし『インディ・ジョーンズ』にはその分”記憶”が詰まっている。
この19年をつなぐ尊い記憶の数々が。

「いろいろあったけど、また逢えて嬉しいよ!」

本作は何よりまず、昔ながらのキャストやスタッフからのこんな陽気な挨拶のような気がしてならない。

彼らの呼びかけに、あなたはどんな笑顔で応えるだろうか?
その笑顔はあなたの大切な19年史、そのものかもしれない。

http://www.indianajones.jp/top.html
6月21日(土)全国ロードショー
TM&(c)2008 Lucas films Ltd,. All Rights Reserved.

【映画ライター】牛津厚信

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2008年6月23日 by p-movie.com

JUNO ジュノ

16才で妊娠してしまった女子高生ジュノ。
080613_juno.jpg悩んだ末に「産む!」と決めた彼女にはとても険しいイバラの道が…なーんてありきたりな受難劇はいっさいなし。
これはジュノのお腹と共にどんどんハッピーが膨らんでいく、とびきり爽やかなポジティブ・ムービーだ。

「77年は音楽史で最も重要な年!」と言うほどパンク好きで、B級ホラーも大好き。
そんな具合に同世代とはちょっと変わった女の子ジュノは、ほんの出来心で親友ポーリーとセックスを交わし、その後、妊娠チェッカーで驚きの結果を手にしてしまう。

はじめは中絶を考えた彼女だったが、病院の前で「中絶反対!」を訴えていた同級生の「お腹の子にはもうツメとか生えてるのよ!」という言葉が引っかかり、「ツメが生えてるなんて…なんかスゴい!」と小さな生命への愛情を確かなものにする。

かくして、ジュノの出産大作戦が幕を開けた。

彼女のすごいところは、目の前のあらゆる原因と結果をポジティブに受け止め、決して安易に絶望したりしないところだ。
周りの家族や友人たちも彼女の決定を最大限に尊重してくれる。
とくに両親の応援にグッとこない人はいないだろう。
パパは何かと影でジュノを支えてくれるし、これまで年頃のジュノに遠慮して距離を置いてきた義理のママも、思わぬところで”母の強さ”を見せ付けてくれる。

そうやって生命誕生の歯車が大きく回転を始める。
こんなにも素敵な人たちに愛されながら生まれてくる赤ん坊に、いつのまにか僕らまでもが心から祝福を捧げずにいられない。

偉大なコメディ監督を父に持つ俊英ジェイソン・ライトマン監督は、多くのフィルムメーカーが”絶望”や”混沌”といったテーマと格闘するこの暗黒時代に、こんなにも笑いと愛に満ちた作品で”未来”をみつめようとした。

そこにエレン・ペイジ(主演)と、ディアブロ・コディ(脚本家)という才能が掛け合わさって、まるでひとつの生命が産み落とされるかのように、思いっきり祝福されるべき映画が完成したのだ。

とりわけ、元ストリッパーで、ブロガーでもあり、本作でオスカーを獲得した新生脚本家ディアブロの誕生には、誰もが賞賛を惜しまないだろう。

とにかくこの映画に触れると、とびきりの愛と元気をもらえる。

“誕生”とはつまり、それほどまでに爆発的なエネルギーをともなう、奇跡的な瞬間のことなのだ。

公式サイト:http://movies.foxjapan.com/juno/
6月14日よりシャンテシネ、渋谷アミューズCQN、シネ・リーブル池袋ほか全国ロードショー
© FOX and its related entities. All right reserved.

【映画ライター】牛津厚信

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2008年6月13日 by p-movie.com

1978年、冬。

その年、文化大革命は終わりを告げた。
080612_1978win.jpg凍てつく寒さの田舎町・西幹道ではいまだ街のあちこちに革命期のスローガンが残り、人々は新しい時代とどう向き合うべきかまだ分からずにいる。

そんなさなか、北京から清楚な少女が越してくる。
洗練された身なり、聞きなれない言葉づかい。
少女のすべてに都会の匂いがあふれる。そして彼女がひとたび講堂で可憐な舞踊を披露したとき、ふたりの兄弟の心が大きく揺れ動いた。
彼らは瞬く間に恋に落ちてしまったのだ。

まだ幼い弟は踊る彼女を懸命にスケッチし、一方、工場をサボってばかりいるダメダメな兄貴はひどく屈折した感情を彼女にぶつけてしまう…。

遠い土地の話なのに身近に感じる。
そしてなぜだかとってもあったかい---そう感じてしまうのは、主役の3人が演技と思えないくらい”リアルな存在”だったからだろう。
もう笑っちゃうくらいに不器用で、やることなすこと裏目に出てしまう彼ら。
シリアスとユーモアの混在するとてもセンシティブな領域で、仏頂面の胸の内を繊細なカメラワークが絶妙にすくい取っていく。
そして彼らの心象を、いま機関車が通過する。
あらゆる思い出はこの車窓から見える風景の中で色を帯びていった。いつしか本当の愛に気づく兄。口やかましくも愛情にあふれた母。朴訥な父。そして儚げな少女…

個性あふれる人々の喜怒哀楽を乗せて、機関車は今また郷愁の汽笛を鳴らす。
そのたびに僕らの心はなんだかとても切なくなって、時代も国も違うのに、懐かしい香りでいっぱいになる。

ちなみに本作は、昨年の東京国際映画祭で審査員特別賞を受賞した。グランプリがすでに世界的に評価されていた『迷子の警官音楽隊』だったことを考えると、『1978年、冬。』こそ映画祭いちばんの発見だったと言い得るかもしれない。

たまたま公式上映に居合わせた僕は、観客の間で巻き起こった感情のうねりに心底驚かされた。
上映が終わっても誰も席を立たないのだ。
皆がホッと優しい溜息をつきながら、この映画の誕生を心から祝福していた。
誰の心にも西幹道に代わる青春期のリアルな思い出がある。『1978年、冬。』は、そんな心の秘部にキュンと触れる、極上のハートフル・ムービーである。

公式サイト:http://www.1978-winter.com/
6月14日(土)より渋谷ユーロスペースにてロードショー
(C)2007 China Film Group Corporation & Wako Company Limited

【映画ライター】牛津厚信

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2008年6月12日 by p-movie.com

『近距離恋愛』試写会プレゼント

そばにいるのが、恋の障害―?
080605_kyori.jpg君への想いに気付いたら、もとの距離には戻れない―。

主演には『グレイズ・アナトミー』や『魔法にかけられて』で人気急上昇中の
パトリック・デンプシー。
全米では今年5月2日(金)に公開されるやいなや、初登場2位の大ヒット!
週末3日間で興収1550万ドル(約16億2316万円)を稼ぎ出し、『恋愛小説家』
や『ホリディ』の成績を超えた話題のロマンティック・コメディ。

【試写会日時】
日時:7月2日(水)18:00開場/18:30開映
会場:東京厚生年金会館
アクセス:http://www.kjp.or.jp/hp_20/access/
ご招待人数:10組20名様

【試写会応募先】
名前・住所・性別・年齢をお書きの上、下記メールにてご応募ください。
応募先:応募締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。
応募締切:2008年6月25日(金)消印有効
※当選者の発表は試写チケット発送をもってかえさせていただきます。

【ストーリー】
トム(パトリック・デンプシー)とハンナ(ミシェル・モナハン)は、大学時代から10年来の大親友。週末は一緒に食事をし、二人でひとつのケーキを食べ、話が尽きることがない間柄。そんなある日、ハンナがスコットランドへ6週間の出張。
彼女のいない週末がハンナへの恋心をトムに気付かせていく。
ようやく帰国したハンナに自分の想いを伝えようとした矢先、ハンナは突然、出張先で出会った男との婚約を報告。さらには本来親しい女性が務めるはずの花嫁付添い人(Maid of Honor)になってほしいと頼む。
トムは結婚式までの2週間、花嫁付添い人として式の準備を進める一方で、なんとか自分の気持ちを伝えようと奮闘する。そして、ついにハンナの結婚式当日が訪れる…。

近すぎるがゆえに互いの恋心に気付かないー。近距離恋愛とは、そんな二人の距離が恋に向かって一歩前に踏み出す事へのハードルになってしまう、もどかしい関係―。
愛する彼女が他の男と結ばれる瞬間を最も近くで見守る彼の切なさを、全米大ヒットドラマ『グレイズ・アナトミー』で全世界の女性の心を虜にしたパトリック・デンプシーが熱演し、運命の人との結婚を夢見るハンナを演じるのは『M:i:III』のミシェル・モナハン。大人の恋心を切なく描く、この夏最高のロマンティック・ラブストーリー。

◆監督:
 ポール・ウェイランド:『ロザンナのために』 『シティ・スリッカーズ2:黄金伝説を追え』
◆出演:
 パトリック・デンプシー:『魔法にかけられて』 『フリーダム・ライターズ』 TV『グレイズ・アナトミー』
 ミシェル・モナハン:『M:i:III』 『Mr.&Mrs.スミス』 『スタンドアップ』
 ケヴィン・マクキッド: 『ハンニバル・ライジング』 TV『ローマ』
 シドニー・ポラック: 『愛と哀しみの果て』監督・アカデミー賞受賞  『フィクサー』製作・出演
 キャスリーン・クインラン:『アポロ13』 『アメリカを売った男』

公開表記:7月12日(土)より日比谷みゆき座ほか全国ロードショー
公式サイト:http://www.kin-ren.jp/
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

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カテゴリー: プレゼント | 試写会プレゼント

2008年6月9日 by p-movie.com