死にゆく母の熱い想いと、想像もつかない驚きのラストに、
涙と生きる力がほとばしる家族の愛の物語。
<イントロダクション>
余命2ケ月。
私には、死ぬまでにするべきことがある。
銭湯「幸(さち)の湯」を営む幸野家。しかし、父が1年前にふらっと出奔(しゅっぽん)し銭湯は休業状態。母・双葉は、持ち前の明るさと強さで、パートをしながら、娘を育てていた。
そんなある日、突然、「余命わずか」という宣告を受ける。その日から彼女は、「絶対にやっておくべきこと」を決め、実行していく。
家出した夫を連れ帰り家業の銭湯を再開させる気が優しすぎる娘を独り立ちさせる娘をある人に会わせるその母の行動は、家族からすべての秘密を取り払うことになり、彼らはぶつかり合いながらもより強い絆で結びついていく。そして家族は、究極の愛を込めて母を葬(おく)ることを決意する。
宮沢りえ他、豪華キャストの心を沸かしたオリジナル脚本
〝死にゆく母と、残される家族が紡ぎだす愛″という普遍的なテーマを、想像できない展開とラストにより、涙と生きる力がほとばしる、驚きと感動の詰まった物語に昇華させた本作。自身が手がけたオリジナル脚本で商業デビューを飾ったのは、自主制作映画『チチを撮りに』(12)が、ベルリン国際映画祭他、国内外10を超える映画祭で絶賛された、中野量太監督。脚本を読み、「心が沸かされた」と出演を決めたのは、『紙の月』(14)で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞他、2014年の賞レースを総なめにし、名実ともに日本を代表する女優となった宮沢りえ。会う人すべてを包みこむ優しさと強さを持ちながら、人間味溢れる普通の“お母ちゃん”という双葉役を、その演技力と熱量で見事にスクリーンに焼きつけました。気弱で引きこもり寸前の娘・安澄には、今もっとも注目の実力派若手女優・杉咲花。母の死に向かい合い、たくましく成長していく安澄を圧倒的な力で演じ切り、観る者の心を捉えて離しません。そして、頼りないけどなぜか憎めないお父ちゃんを演じるのはオダギリジョー、旅先で知り合った双葉の母性に触れ、人生を見つめ直していく青年・拓海役に松坂桃李他、篠原ゆき子、駿河太郎、オーディションで選ばれた期待の新人子役・伊東蒼が新しい家族の物語を彩ります。
映画『湯を沸かすほどの熱い愛』 一般試写会
◆日時:10月14日(金)開場:18:00 上映開始:18:30
◆会場:よみうりホール
(東京都千代田区有楽町1-11-1 読売会館7F)
ご提供組数 10組20名様
【プレゼントご応募について】
応募締切:2016年10月4日(火)
応募先:プレゼントの応募はコチラ
※当選者の発表はプレゼントの発送をもってかえさせていただきます。
<ストーリー>
銭湯「幸(さち)の湯」を営む幸野家。しかし、父が1年前にふらっと出奔(しゅっぽん)し、銭湯は休業状態。母・双葉は、気が弱く、歳の割に幼い16歳の娘・安澄が近ごろ毎朝学校に行き渋っていることを心配しながらも、持ち前の明るさと強さで、パン屋のパートで家計を支え、母娘2人で暮らしていた。
そんなある日、双葉はパート先で突然倒れてしまう。運び込まれた病院で精密検査を受けると、「ステージ4の末期ガン、余命わずか」という宣告を受ける。ショックを受けた双葉は途方に暮れるが、「やらなくてはいけないことがまだある」と自分を奮い立たせる…。
<CREDIT>
『湯を沸かすほどの熱い愛』 http://atsui-ai.com/
宮沢りえ、杉咲花、篠原ゆき子、駿河太郎、伊東蒼/松坂桃李/オダギリジョー
脚本・監督:中野量太
主題歌:きのこ帝国「愛のゆくえ」
配給:クロックワークス
©2016「湯を沸かすほどの熱い愛」製作委員会
10月29日(土)新宿バルト9ほか全国ロードショー