第18回大阪ヨーロッパ映画祭 ラインナップ決定
~世界の今に、ここで出会う~
【日程】
2011年11月3日(木・祝)〜 2011年12月9日(金)
エルセラーンホール(ホテルエルセラーン大阪)、梅田芸術劇場、
梅田ブルク7、イーマ、兵庨県立美術館ほか
ヨーロッパ最新映画初上映:11月18日(金)〜23日(水・祝)
【映画祭について】
日本とヨーロッパとを結ぶ映像文化の祭典、「大阪ヨーロッパ映画祭」を、今年も11月に開催いたします。
今年の映画祭には次の7つの特色があります。
I. 「ダンス・3D」
ドイツ生まれの世界的舞踊家・振付師、ピナ・バウシュ。2009年に亡くなった彼女の人生の軌跡とヴッパタール舞踊団の名作を、名匠ヴィム・ヴェンダース監督が3Dで撮った最新作「Pina 3D/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち」を、オープニング作品として上映します。
II. 「映画祭のキンダーガーデン」
毎年、映画祭に行きたくても子どもがいるので行けない!とのご意見があります。そこで、今年のキッズイベントは映画祭会場にて開催します。パパもママも、映画をゆっくりとご鑑賞いただけるようになりました。子どもたちには、イタリア・トリノ市との国際交流企画および、映像の仕組みを体感できる“キッズプログラム”を用意しております。
III. 「美容師」
ソウル国際女性映画祭でオープニング上映を飾り、ベルリン国際映画祭にも特別招待された、ヨーロッパの大ヒット作「ヘアードレッサー(仮題)」を、本映画祭でも特別招待作品として上映します。今年の映画祭名誉委員長であるドイツ人女性監督ドリス・ドリエが、“美容師”をテーマに撮影した最新作です。
IV. 「イタリア」
大阪・ミラノ姉妹都市提携30周年と、イタリア統一150周年を記念し、イタリア・ミラノに関する作品を特集上映します。また、ミラノより、イ・ソリスティ・ロンバルディ楽団所属のデュオを招聘し、世界初公演となる“アニタ・ガリバルディ”に生演奏を合わせるコンサートも実施します。
V. 「環境」
環境問題を扱った、食文化・石油製品・電気エネルギー・原発などのテーマに関するヨーロッパ映画を上映します。また、日本・ヨーロッパの専門家を招いたシンポジウムを実施し、環境問題について今一度考える機会を作ります。
VI. 「フィンランド」
今年はフィンランド映画を特集上映します。日本人にはなじみの少ないフィンランド映画ですが、今年はその映像の美しさと、現在のフィンランドを、さまざまな角度からご堪能いただけます。
VII. 「希望の光」
映画祭で上映したヨーロッパ最新映画の中から、来場者の投票により選ばれた作品を、東北地方の被災地にて上映します。“映画は人に感動と希望と夢を与える。関西から東北へ、映画を通じて希望の光を”。
【関連イベント】
このほかにも関連イベントとしまして、来日ゲストが関西圏の専門学校や大学で講義を行う「映画塾」、毎年大好評の「世界のCMフェスティバル」、「写真展」なども開催いたします。
第18回大阪ヨーロッパ映画祭 公式ホームページ http://www.oeff.jp/