7月のバリアフリーシアターは、今冬公開され、話題となった
洋画「やわらかい手」(R-15)です。
川崎市アートセンターの「アルテリオ・シネマ」では、
初の洋画作品のバリアフリー上映となります。
副音声ガイドの吹替え声優には
「いつか読書する日」の監督・緒方明さんがゲスト出演。
主人公・マギーによって温かな心を取り戻してゆく
裏社会の孤独な男を演じます。
「やわらかい手」は、配給会社・クレストインターナショナルの
ご理解・ご協力により、副音声ガイド制作を取り組むことができました。
吹替え・ガイド制作は、NPO法人KAWASAKIアーツが担当しました。
また、全国各地でのバリアフリー上映の際の台本の貸し出しや
収録音声の貸し出しも可能となっています。
洋画の字幕が苦手な方にも、原音を聞きながら、
日本語吹替え・副音声をイヤホーンでお楽しみいただけます。
ぜひ、みなさまお誘い合わせの上、ご来場ください。
スタッフ一同、心よりお待ちしております。
◆作品紹介
「やわらかい手」(R-15)
2006年/103分
イギリス、フランス、ベルギー、
ドイツ、ルクセンブルグ
監督:サム・ガルバルスキ
出演:マリアンヌ・フェイスフル、
ミキ・マノイロヴィッチ
愛する孫を守るため、私が始めた秘密の仕事…
ロンドン郊外に住む平凡な中年主婦・マギー。病に冒された孫のオリーの手術費を稼ぐため、切羽詰まった彼女は「接客」業を始める。そこは壁にあいた穴越しに手で男をイカせる”ラッキー・ホール”の風俗店だった。残された道はない。覚悟を決めて「仕事」を始めてみると、意外にも彼女はゴッド・ハンドの持ち主だったのだ! マギーについた源氏名は「イリーナ・パーム(手のひらイリーナ)」。長蛇の列ができる売れっ子になり、その噂はソーホー中に広がっていく一方、オリーの病状は、ますます深刻になり、一刻も早く手術費を工面したいマギーは焦るばかり。図らずも迷い込んでしまったこの世界で彼女の人生は思いがけない方向へ廻り始めていくのだが、その先にあるものは?
伝説のミューズ、マリアンヌ・フェイスフル
主人公マギー役のマリアンヌ・フェイスフルはミック・ジャガーの恋人としてだけでなく、貴族出身の気品と美しい容姿で世界中を虜にした伝説のミューズ。スターの座からの転落・ドラッグ中毒・ホームレスなどの壮絶な実人生を乗り越えた彼女だからこそ説得力ある演技と圧倒的な存在感は、観る者の心をつかんではなさない。
◆副音声ガイド付き上映日/7月19日(土)、20日(日)10:00~
◆チケット料金/一般1500円、大学・専門生1200円、
シニア・障がい者・付添・会員1000円、高校生以下800円
◆イヤホーンガイド予約/予約専用ダイヤル
Tel.044-959-2255(平日のみ 9:30~19:30)
【駅からの送迎をご希望の方へ】
◆チケットのご予約時に、お申し込みください。上映日の前日に
待ち合わせの時間と場所を確認するお電話を掛けさせていただきます。
◆今回は午前9時半に新百合ヶ丘駅、改札を出たところでの待ち合わせとなります。
【お問い合わせ】 川崎市アートセンター
Tel. 044-955-0107
Fax. 044-959-2200
E-mail: info@kawasaki-ac.jp
【川崎市アートセンターまでのアクセス】
小田急線新百合ケ丘駅(急行停車。新宿より23分)下車。
北口徒歩3分。世田谷町田街道沿い。
駐車場はありません。
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