きみを救うため、ぼくは何度でも過去に戻る。 ★★★★☆
[04/米]1h54 5月14日より東劇、シネマミラノほかにて全国ロードショー
[製作]クリス・ベンダー A・J・ディックス アンソニー・ルーレン JC・スピンク
[監督]エリック・ブレス J.マッキ―・グラバー
[脚本]エリック・ブレス J.マッキ―・グラバー
[出演]アシュトン・カッチャー エイミー・スマート マローラ・メルターズ エルデン・ヘンソン エリック・ストルツ
[配給]アートポート
[宣伝]リベロ
[The Butterfly Effect:全米公開2004年1月23日]
全米初登場No.1にもなったタイムスリップ・サスペンス。出演は「ジャスト・マリッジ」のアシュトン・カッチャー、「ラット・レース」のエイミー・スマート、「マグノリア」のマローラ・メルターズ、「マイ・フレンド・メモリー」のエルデン・ヘンソン、「60セカンズ」のウィリアム・リー・スコット、「パルプ・フィクション」のエリック・ストルツ。
エヴァンは、ごく普通の少年だった…。時折、記憶を喪失“ブラックアウト”してしまうことを除いては。精神科の医師は彼に、治療のために毎日、日記をつけることをすすめる。やがて時は過ぎ、記憶が失われることの多かった日々はすっかり過去のものとなっていた。そんなある日、大学生になったエヴァンは、7歳の頃からつけていた日記を見つける。その日記を紐解いたとき、いつしか彼の意識は日記を書いた当日の陽光の中にあった。忘れていた、ある出来事が鮮烈に蘇る。幼馴染みの少女ケイリー…。そしてエヴァンと彼女が引き裂かれることになった決定的な理由。“君を迎えに来る”かつてその約束を果たせなかったエヴァンは彼女への思いゆえ、ある選択をする。それが取り返しのつかない新たな状況を引き起こすとは夢にも思わずに…。
かなり変形のタイムスリップ作品。先を読むのは、予測不可能。こういう展開なら、いくらでもオチは作れそうだ。そう考えると、もっといい結末はありそうだけど。アシュトン・カッチャーは、日本ではまだ知名度はなく、デミ・ムーアと交際している変わった兄ちゃんというイメージだが、公開作品は続々控えているので、今後にも期待。
オフィシャルサイト:http://www.butterflyeffect.jp/