予感を信じる ★★★☆☆
[04/仏]2h13 3月12日より丸の内ピカデリー1ほか全国松竹・東急系にてロードショー
[製作]アンガス・フィネー ジャン=ルイ・モンシュ
[原作]セバスチャン・ジャプリゾ「長い日曜日」(創元推理文庫)
[監督]ジャン=ピエール・ジュネ
[脚本]ジャン=ピエール・ジュネ ギョーム・ローラン
[出演]オドレイ・トトゥ ギャスパー・ウリエル マリオン・コティャール ドニ・ラヴァン
[配給]ワーナーブラザース
[宣伝]レオ・エンタープライズ
[Un long dimanche de fiancailles/A Very Long Engagement]
「アメリ」のジャン=ピエール・ジュネ監督とオドレイ・トトゥが、又もやタッグを組んだ奇跡愛のミステリー。共演は「かげろう」のギャスパー・ウリエル、「ビッグ・フィッシュ」のマリオン・コティャール、「ポンヌフの恋人」のドニ・ラヴァン。
第一次大戦下のフランス、ブルターニュ地方。まるで子供のように純粋に惹かれ合うマチルドとマネックは、誰が見てもお似合いの恋人同士だった。だが過酷な運命はそんなふたりをも引き裂いてしまう。戦場に旅立ったマネックの身を案じていたマチルドのもとにある日、悲報がもたらされる。軍法会議で死罪を宣告された彼が、ドイツ軍との前線である“ビンゴ・クレピュスキュル”に、武器もなく置き去りにされたというのだ。だが、彼の最後を見届けたものはいない。その日以来、マチルドの必死の捜索が始まる。「彼に何かあれば、私にだけはわかるはず」。マチルドは不思議な愛の直感に導かれながら、複雑に絡まった糸をほどくかのように、ミステリーを解き明かして行く。果たして、彼女だけの直感は、奇跡を起こすことができるのか。
ジュネの真骨頂ともいえるファンタジーと、こだわりの映像美が再び登場。まるで、アメリが第一次大戦に来てしまったような純愛もの。勿論、ターゲットは女性層なのだが監督の性なのだろうか、戦争シーンの描写はキツイ。個人的には、子供時代のシーンをもう少し見たかった。
オフィシャルサイト:http://www.long-eng.jp/