2046

5年ぶりの沈黙を破り遂に完成 ★★★☆☆
[04/香港]2h10 10月23日より日劇3ほか全国東宝洋画系にてロードショー

[製作]ウォン・カーウァイ
[監督]ウォン・カーウァイ
[脚本]ウォン・カーウァイ
[撮影]クリストファー・ドイル
[出演]トニー・レオン 木村拓哉 コン・リー フェイ・ウォン チャン・ツィイー カリーナ・ラウ チャン・チェン ドン・ジェ マギー・チャン
[配給]ブエナ ビスタ インターナショナル(ジャパン)
[宣伝]メイジャー

ウォン・カーウァイ監督が「花様年華」と同じ頃から撮影をスタートさせた姉妹篇が、 5年ぶりの沈黙を破り遂に完成。出演は「インファナル・アフェア」のトニー・レオン、「ハウルの動く城」の木村拓哉、「たまゆらの女」のコン・リー、「恋する惑星」のフェイ・ウォン、「LOVERS」のチャン・ツィイー、「インファナル・アフェア 無間序曲」のカリーナ・ラウ、「グリーン・デスティニー」のチャン・チェン、「最後の恋,初めての恋」のドン・ジェ、「HERO」のマギー・チャン。
 
1967年・香港。ひとりの《男》が、近未来小説を書いている。タイトルは、「2046」。小説の中の登場人物たちは、《2046》という謎の場所を目指し、ミステリートレインに乗り込む。この列車の客室乗務員は、美しい女の姿をしたアンドロイドだ。《2046》に行けば、“失われた愛”を見つけることができる。そこを目指す人々は、そう信じていた。だが、それが真実なのかどうか、誰も知らない。なぜなら、《2046》から帰ってきた者はいないから。ただひとりの《男》を除いて。いま、《男》は再び《2046》に向う列車の中にいた。誰にも言えない秘密を抱えて。果たして、彼の目的とは?そして、その旅の果てで彼を待ち受ける運命とは・・・?

「花様年華」と同じ役で、トニー・レオンは登場。マギー・チャンは、回想シーンでの特別出演。「花様年華」では2046号室に泊まっていたが、今回は2047号室に泊まっている。その隣には、日本語を一生懸命練習するフェイ・ウォンが泊まっていて、その恋人役に木村拓哉。今回のトニー・レオンは、かなりのプレイボーイで、その相手役がチャン・ツィイー&コン・リー。物語は、1960年代の香港とトニーが書いている近未来小説「2046」の実写の2部構成。フェイ・ウォン&木村拓哉は、一人二役で、アンドロイド&殺し屋を演じている。ウォン・カーウァイ監督作品「欲望の翼」のラストで、突如トニー・レオンが登場して鏡の前で髪を梳かして去るシーンで終わると言う不思議なエンディングだったが、今回同じシーンが登場する。と言う事は、もしかすると・・・。

オフィシャルサイト:http://www.2046.jp/


カテゴリー: アジア | 映画レビュー

2004年10月25日 by p-movie.com