アイ,ロボット

ルールは破られた、未来は守れるか ★★★☆☆
[04/米]1h55 9月18日より日劇1ほか全国東宝洋画系にてロードショー
[製作]ローレンス・マーク ジョン・デイヴィス トファー・ダウ ウィック・ゴッドフリー
[原案]ジェフ・ヴィンター
[原典]アイザック・アシモフ
[監督]アレックス・プロヤス
[脚本]アキヴァ・ゴールズマン ジェフ・ヴィンター
[出演]ウィル・スミス ブリジット・モイナハン アラン・テューディック ジェームズ・クロムウェル
[配給]20世紀フォックス

[i,ROBOT : 全米公開2004年7月16日]
“トリビアの泉”の説明でお馴染みアイザック・アシモフの古典ロボットSF連作「われはロボット」を「ダークシティ」のアレックス・プロヤス監督が映画化。出演は、又もや刑事役のウィル・スミス、「リクルート」のブリジット・モイナハン、「ハリウッド的殺人事件」のブルース・グリーンウッド、「ベイブ」シリーズのジェームズ・クロムウェル、ロボットのモデルをした影の主役は「パッチ・アダムス」のアラン・テューディック。

今からわずか30年後の近未来、家庭用ロボットが人間のパートナーとして普及している時代。そして更に、革新的な技術による新世代ロボットが登場し、新たなロボット社会の夜明けを迎えようとする直前、そのロボットの生みの親であり、ロボット工学の第一人者、アルフレッド・ラニング博士の殺人事件が起きる。容疑者は最新のNS-5型ロボットのサニー。“ロボット3原則”により、絶対に人間に危害を加えられないはずのロボットが犯人なのか? その謎を追及するシカゴ市警の刑事デル・スプーナーとロボット心理学者スーザン・カルヴィン博士は、やがて、人類の存亡がかかった驚愕の真相に迫っていく。

原作小説に登場して以後のすべてのロボットSFで用いられた「ロボット三原則」がモチーフ。ロボット嫌いの刑事とロボットを信頼している心理学者博士が事件を解決していく展開で、ロボット研究をしている方には、ショッキングなオチ。それよりもショッキングだったのは、遂に役者が要らない作品が普通に登場てしまったことかな。

オフィシャルサイト:http://www.foxjapan.com/movies/irobot/


カテゴリー: アメリカ | 映画レビュー

2004年9月20日 by p-movie.com