釣りバカ日誌15 ハマちゃんに明日はない!?

“バカ”が輝く夏が来た! ★★★☆☆
[04/日]1h47 8月21日より丸の内ピカデリー2ほか全国松竹・東急系にてロードショー

[製作]瀬島光雄 深澤宏
[原作]やまさき十三(小学館「ビッグコミックオリジナル」)
[監督]朝原雄三
[脚本]山田洋次 朝原雄三
[出演]西田敏行 三國連太郎 谷啓 浅田美代子 江角マキコ 筧利夫
[配給]松竹株式会社
[宣伝]松竹(株)映画宣伝室

毎年恒例となっている釣りバカ・シリーズの第17弾(スペシャルと江戸編を含む)。今回のロケ地は秋田。ゲスト出演は「命」の江角マキコ&筧利夫。このシリーズは、何故か「踊る大捜査線」のメンバーを使いたがるようで、知らないうちに小野武彦が鈴木建設の役員に定着している。監督は前作からの登場となった「サラリーマン専科」シリーズの朝原雄三。

鈴木建設にも時代の波が押し寄せ、ついに人事制度改革に着手することに。社長の一之助は、早急な改革が安易なリストラに繋がらないかと不安を覚える。その頃、ハマちゃんは、新しく就任した課長をまんまと言いくるめ、リフレッシュ休暇を取り、秋田への釣り旅行に出かけていた。男鹿半島で真鯛釣りを楽しんでいた伝助は、水産試験場で働く福本哲夫と知り合う。お魚を愛する二人はすぐに意気投合、哲夫の実家に招待されることに。途中、思いがけず出会ったのは、秋田に向かう新幹線の中で隣の座席に乗り合わせた美しい女性・薫。薫は哲夫の同級生で、しかも哲夫にとっては初恋の人だった。哲夫の家で楽しい宴会を繰り広げているうちに、伝助は薫が鈴木建設の人事制度改革を担当するコンサルタント会社に勤めている事を知るのであった。

鈴木建設にリストラの危機もお構いなしのマイペースなハマちゃん。今回は、ゲスト出演の縁結びという寅さんシリーズでもお馴染みのパターンに初の仲人役というオマケ付き。毎日の生活に元気をくれる心のビタミン剤を堪能あれ。今回も恒例となった壱千円興行です。

オフィシャルサイト:http://www.tsuribaka-movie.jp/


カテゴリー: 日本 | 映画レビュー

2004年8月23日 by p-movie.com