死に花

もうひと花ふた花ボクらの花を咲かせましょう ★★★★☆
[04/日]2h00 5月8日より丸の内東映ほかにて全国公開

[製作]横溝重雄 大里洋吉 早河洋
[原作]太田蘭三(角川書店刊)
[監督]犬童一心
[脚本]小林弘利 犬童一心
[出演]山崎努 青島幸男 谷啓 宇津井健 長門勇 松原智恵子 星野真理 藤岡琢也 森繁久彌
[配給]東映(株)
[宣伝]東映(株)映画宣伝部

平均年齢73歳の日本を代表する名優を集めた、心を再生させる感動のエンタテインメント。出演は「世界の中心で、愛をさけぶ」の山崎努、「明日があるさ THEMOVIE」の青島幸男、「釣りバカ日誌」シリーズの谷啓、「シベリア超特急3」の宇津井健、「かっ鳶五郎」の長門勇、「おにぎり」の松原智恵子、「虹をつかむ男 南国奮斗編」の星野真理、「極道の妻たち」の藤岡琢也、「新サラリーマン専科」の森繁久彌。監督は「ジョゼと虎と魚たち」の犬童一心。

東京郊外の瀟洒な老人ホームで悠々自適の日々を送る老人達に、ある日突然に仲間の死が訪れた。亡き友の遺した「死に花」というタイトルのノートには穴を掘りまくって銀行から17億を強奪するという衝撃的な計画が記されていた!しかもその標的は、責任を押し付けられ理不尽なリストラにあった事に無念を抱く、伊能の勤めていた銀行である。練りに練られた大胆不敵な計画に盛り上がる一同。しかし、突き進む5人の前には、驚愕の展開が待ち受けていた。そして亡き友の計画に隠された”真の目的”は別にあった。

作品は17億円の強奪計画がメインになっているが、その前にきっかけとなる「死に花」計画の立案者の自身がプロデュースした葬式と、その後の火葬場で起こったエピソードの方が印象に残った。これが究極の愛でしょう。メインの強奪計画も予測不可能な展開。これ、海外で上映されても受けそう。

オフィシャルサイト:http://shinibana.jp/


カテゴリー: 日本 | 映画レビュー

2004年5月10日 by p-movie.com