「特別狙撃隊SWAT」の映画化 ★★☆☆☆
[03/米]1h51 9月27日より丸の内ピカデリー1ほか全国松竹・東急系にて全国ロードショー
[製作]ニール・H・モリッツ ダン・ハルステッド クリス・リー
[監督]クラーク・ジョンソン
[脚本]デビット・アヤー デビッド・マッケナ
[出演]サミュエル・L・ジャクソン コリン・ファレル ミシェル・ロドリゲス LL・クール・J ブライアン・ヴァン・ホルト ジェレミー・レナー ジョッシュ・チャールズ オリヴィエ・マルティネス
[配給]ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
[宣伝]メディアボックス
[戦術プロフェッショナルの熱きバトル:S.W.A.T. 全米公開2003年8月8日]
70年代のTV人気シリーズで、日本でも「特別狙撃隊SWAT」で放映していたドラマの映画化。SWATチームが、テーマソングを唄うシーンはあるが繋がりはない。出演は「閉ざされた森」のサミュエル・L・ジャクソン、「フォーン・ブース」のコリン・ファレル、「ブルー・クラッシュ」のミシェル・ロドリゲス、「ディープ・ブルー」のLL・クール・J、「ウインドト-カーズ」のブライアン・ヴァン・ホルト、日本初登場のジェレミー・レナー、「デンバーに死すとき」のジョッシュ・チャールズ、「運命の女」のオリヴィエ・マルティネス。監督は俳優として「ドロップ・ゾーン」「ニック・オブ・タイム」に出演し、TVドラマで演出を手掛け映画監督デビューしたクラーク・ジョンソン。
物語はいたって簡単。現場に復帰した巡査部長が指揮官となり、6人の精鋭部隊を結成。任務はテールランプの故障で捕まった間抜けな国際指名手配の麻薬王の護送。だが逃がした奴に1億ドルを払うという宣言をマスコミが報道した為に、ロサンゼルスは戦場と化すという馬鹿げた内容。それを手助けするのが身近に居たという、見ている観客が想像できる展開に唖然。邪魔する奴は誰でも叩き潰すという、いかにも今のアメリカを象徴するような作品。こういう作品をポップコーン片手に、騒ぎながら見ているアメリカの若者を想像するとゾッとする。まだ情報は入ってこないが、全米での成績は良かったのでシリーズ化される可能性は高い。もし次回があるのなら、次は骨のある作品を望む。
オフィシャルサイト:http://www.swat-movie.jp/