何もかもスケールアップ ★★★★☆
[03/米] 1h43 6月28日より丸の内ピカデリー1ほか全国にて拡大ロードショー
製作:ドリュー・バリモア レナード・ゴールドマン ナンシー・ジュボネン
監督:McG(マックジー)
脚本:ジョン・オーガスト サイモン・キンバーグ コーマック&マリアンヌ・ウィバーリー
武術指導:ユエン・チョンヤン
出演:ドリュー・バリモア キャメロン・ディアス ルーシー・リュー デミ・ムーア
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
宣伝:マンハッタンピープル
[CHARLIE'S ANGELS FULL THROTTLE 全米公開2003年6月27日]
1976年にスタートし大ヒットした人気ドラマ、地上最強の美女たち!「チャーリーズ・エンジェル」の映画化シリーズ第2弾。今回の敵は、全身整形で久々スクリーン復帰のデミ・ムーア。ほか今回からの登場は、ビル・マーレーに変わって弟役で黒人俳優のバーニー・マック(何故かは本編で判明)、ルーシーの父親役でジョン・クリース(何故かの説明なし)、「ターミネーター2」のロバート・パトリック。前作で登場したエンジェル達の恋人は、そのまま登場。だが、バリモアはトム・グリーンと別れたので、変わりに前作で登場した不気味キャラが変わりに笑いをとっている。カメオで、初代エンジェルの1人と悪役の元夫が登場。
米警察機構の要人をテロリストの巣窟から救出するエンジェルたち。だが指輪を奪われてしまった。その指輪は、凶悪犯罪の告発に不可欠な証人保護プログラムの暗号キーになっていた。その指輪を旅をして捨てようとするのではなく、奪い返そうと捜査を開始する。だが殺し屋が持っていた名簿の中に、エンジェルのひとりディランの名前があった。じつは彼女も証人保護プログラムによって新しい名前を得ていたのだった。ディランの前に復讐の鬼と化した元恋人が登場し、指輪を狙う。だがそのバックには、チャーリーに復讐しようとする、元エンジェルがいた。
007張りのオープニングエピソードから、エンドロールのNG集までパターンは前作と全く変わらず、ハイテンションキャラも健在でコスプレにセクシーさもフルスロット。でも下品なオバカ度と映画オタク度までパワーアップしたのがレベルを下げている。デミ・ムーアも全身整形での登場なのに、鼻水たらして泣かなくてもいいのに。それにしてもチャールズ・ダウンゼントは、映画の中での依頼人を選ぶセンスなさすぎ。今回も3人のエンジェル達の過去が色々と回想シーンで、解き明かされる(おまけで、前作の不気味キャラまで)。ちなみにキャメロンの牛出産立会いシーンは、ロケ中に急遽入れたもので実際のものです。
オフィシャルサイト: http://www.charliesangels.jp/