ジャンダラ

タイ文学最高傑作を映画化 ★★★★☆
[01/泰]1h53 5月31日よりテアトル新宿にて官能のロードショー

[製作総指揮]ピーター・チャン
[原作]ウッサナ・フェレンサン
[監督]ノンスィー・ニミブット
[脚色]ノンスィー・ニミブット
[出演]クリスティ・チョン スウィニット・バンジャワット サンティスック・プロムシリ
[配給]ギャガ・コミュニケーションズ Gシネマグループ
[宣伝]メディアボックス

[タイ官能文芸大作:JAN DARA 晩嬢 タイ公開2001年9月28日 【R-18】]
タイで社会現象を巻き起こし、実現不可能をと思われた官能文芸大作を「ナンナーク」のノンスィー・ニミブット監督が映画化。製作総指揮は「君さえいれば」「ラヴソング」のピーター・チャン。出演は「ジェネックス・コップ2」のクリスティ・チョン、「快盗ブラック★タイガー」のスウィニット・バンジャワット、「ムアンとリット」のサンティスック・プロムシリ。

1930年代のバンコク。ジャンダラの出産で最愛の妻を亡くした父のクルンワンは、妻の命を奪ったジャンダラを使用人以下の扱いをしていく。クルンワンは、周りの女たちを絶対的な権力で押さえ人目もはばからずハーレムを作り出す。それはジャンダラの心に深く記憶されていく。15歳のジャンダラは、使用人の計らいではじめて異性の身体を知る。そして、屋敷にやって来た継母クンビーの妖艶な美しさに次第にのめり込んでしまう。やがて彼は自らが最も嫌悪する父親に近づいていく。そして彼の出生には、非常に衝撃的な事件が隠されていた。

当時の文化や風俗を忠実に再現した妖艶な作品。今までのタイ映画の中でも、最も過激な作品だが、日本では完全版での上映。主演女優はタイでは引き受ける女優が見つからず、ピーター・チャンがクリスティにオファーした。しかし、この作品からタイでも脱げる女優が増え、この映画が火付け役になっている。だが、監督はこの作品を撮るにあたってかなり悩み、自ら演劇学校に通ったとか。

オフィシャルサイト: http://www.gaga.ne.jp/jandara/


カテゴリー: アジア | 映画レビュー

2003年5月30日 by p-movie.com