キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン

本物の偽者を描いた真実のドラマ ★★★★☆
[02/米]2h21 3月21日より日劇1ほか全国東宝洋画系にて全国ロードショー

[製作]スティーブン・スピルバーグ、ウォルター・F・パークス
[原作]フランク・W・アバグネイル スタン・レディング
[監督]スティーブン・スピルバーグ
[脚色]ジェフ・ネイサン
[出演]レオナルド・ディカプリオ トム・ハンクス クリストファー・ウォーケン マーティン・シーン ナタリー・バイ ジェニファー・ガーナー
[配給]ユナイテッド・インターナショナルピクチャーズ ファー・イースト
[宣伝]UIP映画

[ハイセンスなクライム・チェイス:catch me if you can]
脚本を読んで即座に出演を決めたディカプリオが、スピルバーグを口説き落とし、トム・ハンクスがそれに賛同した、未成年天才詐欺師とFBI捜査官の追跡ゲーム。共演は「アメリカン・スウィートハート」のクリストファー・ウォーケン、「アメリカン・プレジデント」のマーティン・シーン、 「エステサロン/ヴィーナス・ビューティ」のナタリー・バイ、「デアデビル」のジェニファー・ガーナー。

1963年、16歳のフランク・W・アバグネイルは、両親の離婚で家を飛び出す。父親から貰った小切手を使い果たしたフランクは、パイロットの制服を手に入れ偽造資金で資金を貯え、両親を復縁させようとする。偽造手口にも長けてきた頃、FBIが動き出した。捜査を担当したカール・ハンラティは、フランクを追い詰めるが巧みに逃げられてしまう。両親復縁を諦めたフランクは、医師・弁護士と職業を変えて結婚を決意。だが婚約パーティの日に、フランクが乗り込んで来た。

タイトル通り、レオが逃げてトムが追う詐欺師逃亡劇。まるで、ルパンと銭形の追いかけゴッコのような展開だが、これが実話だというのが信じられない。そして「インディ・ジョーンズ3 最後の聖戦」と同じく今回も父と子の親子愛を描いているのがスピルバーグらしい。スケジュールの都合上56日間で、140箇所のロケーションと大変だったそうだが、スピルバーグもやれば出来るんだね。

オフィシャルサイト: http://www.uipjapan.com/catchthem/


カテゴリー: アメリカ | 映画レビュー

2003年3月24日 by p-movie.com