ハリー・ポッターと秘密の部屋

魔法魔術学校更なる冒険 ★★★★☆
[02/英・米]2h41 11月23日より丸の内ピカデリー1・2ほか全国松竹・東急系にて全国ロードショー

[製作]マーク・ラドクリフ、マイケル・バーナサ、ダンカン・ヘンダーソン、クリス・コロンバス
[原作]J.K.ローリング(静山社刊)
[監督]クリス・コロンバス
[脚本]スティーブ・クローブス
[出演]ダニエル・ラドクリフ ルパート・グリント エマ・ワトソン ロビー・コルトレーン リチャード・ハリス
[配給]ワーナーブラザース
[宣伝]レオ・エンタープライズ

[さらに大きなスケールの第2作:Harry Potter and the Chamber of Secrets]
ホグワーツ魔法魔術学校のどこかにあると言われる秘密の部屋、その扉が50年ぶりに開かれた時に恐るべき冒険が始まった。『ハリー・ポッターと賢者の石』から1年、よりさらに大きなスケールで描かれる第 2作が登場。主要キャスト&監督は前作と同じ。新たな登場人物は、「裸足の 1500マイル」のケネス・ブラナー、「トレイン・スポッティング」のシャーリー・ヘンダーソン、「エンド・オブ・デイズ」のミリアム・マーゴーリズ、「ブリジット・ジョーンズの日記」のジェマ・ジョーンズ。

ハリーが、胸躍るホグワーツ魔法魔術学校での1年を終えた夏休み。ダースリー一家の元に戻っていたハリーの前に“家敷しもぺ妖精”のドビーが、学校に戻ってはならぬと警告する。そこへ親友のロン・ウィーズリーが空飛ぶ自動車で登場。夏休みを一緒に過ごしたロンとハリーに、いよいよ新学期がやってきた。親友ハーマイオニー・グレンジャーにも無事再会できた。2年生になったハリーを待ち受けていたのは前学期の活躍を知り、憧れの目でハリーを見つめる新入生たち。その中にはロンの妹ジニーや、カメラをもってハリーを追いかけるコリン・クリービーもいた。そして、「闇の魔術の防衛術」を担当する新任教師のキルデロイ・ロックハート。彼は魔法界で大ブレイク中のベストセラー作家で、猫なで声でハリーに近づいてくるが内心ではハリーをライバル視しているらしい。新学期を迎えたホグワーツは、不気味な出来事が次々と起こる。ハリーだけに聞こえる「殺してやる……八つ裂きにしてやる……!」という不吉な声。そして、壁に書かれた身の毛もよだつ警告の文字――そこにはこう書かれていた。「秘密の部雇は開かれたり。継承者の敵よ、気をつけよ」ホグワーツに伝わる「秘密の部屋」の伝説とは何なのか?ハリー、ロン、ハーマイオニーの3人は、ひそかに調べようとする。それは、計り知れない謎と、思いもよらない新たなる冒険の始まりだった。

さすが「ホーム・アローン」のクリス・コロンバス監督だけあって、構成パターンは前作と一緒。エピソードは満載で、本題の秘密の部屋に入る前でにインド映画のように休憩が必要。子供には後半がちょっと怖いし、分かりづらいかも。書体を変えた字幕で効果を付けていたが、こういう事が出来るのなら他の作品でもやって欲しい。ダニエル・ラドクリフは前作よりかなり背が伸びたようで、そこは上手く誤魔化していたが、声変わりだけは直せなかった(直さなかった)みたい。今回はエンド・クレジットが終わった後に、1シーンあるので最後まで席を立たないように。

オフィシャルサイト: http://www.harrypotter-jp.com/


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2002年11月18日 by p-movie.com