E.T. 【20周年アニバーサリー特別版】

映画史上、最もピュアな愛 ★★★★★
[02/米]2h00 4月27日より日比谷映画劇場ほか全国東宝洋画系にてロードショー

製作:スティーブン・スピルバーグ、キャスリーン・ケネディ
監督:スティーブン・スピルバーグ
脚本:メリッサ・マシスン
出演:ヘンリー・トーマス ドリュー・バリモア ロバート・マクノートン ディー・ウォーレス ピーター・コヨーテ
配給:ユナイテッド・インターナショナルピクチャーズ ファー・イースト
宣伝:UIP映画

[親から子へ、語り継がれていく映画:
E.T. the Extra-Terrestrial 20th anniversary special edition]
スピルバーグ監督が続編待望を断り続け、決してPart2を作らなかった「E.T.」が公開されてから20周年を迎え再び甦る。オリジナル版は1982年12月に日本公開され、配給収入96億円という大記録を樹立。この数字は外国映画として、97年に破られるまで15年間もNo.1であり続けた。映画という枠を超越してブームという言葉に収まりきらず、社会現象まで巻き起こし、アカデミー賞4部門受賞(作曲賞、視覚効果賞、音響賞、音響効果賞)に輝いた永遠の名作。スピルバーグ監督の代表作というだけでなく数々の映画に影響を与え『E.T.』以前と以後とでは映画の歴史が変わったとさえ言われるほど、エポック・メイキングな作品です。

今回の特別版では、数々の未公開新映像や、最新CG技術による驚異のVFX、最高音質のデジタル・リマスター・サウンドによって、オリジナル版を超える興奮が甦ります。なかでもE.T.には52カットに渡って、デジタル処理がほどこされ、あの愛くるしい表情がさらにリアルで可愛らしいものとなっている。

今回の作品では、学校を休んだエリオットが、E.T.とお互いをより理解し合えるようになるバスルームでの楽しい場面が追加され、E.T.がエリオットの脳波を頼りに地球の生活を対応していたのがよく解る。だからエリオットは、E.T.の飲んでいたビールで酔っ払い、見ていたテレビでクラスメイトとキスしたのだ。そして、この作品を盛り上げている半分は、アカデミー賞を受賞したジョン・ウイリアムズ作曲によるスコア。今回はデジタルりミックスされ、更なる感動を与えてくれる。ぜひ音響システムの良い劇場で鑑賞あれ。

オフィシャルサイト: http://et20.lycos.co.jp/


カテゴリー: アメリカ | 映画レビュー

2002年4月27日 by p-movie.com